当サイトは雨ニモマケズ高等学校(設置者: 学校法人幸和学園)の公式サイトの公開情報や文部科学省の資料などをもとに編集部が独自に執筆しています。学費・入学要項・説明会の日程は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。記事内には広告を含みます。
通信制高校を考え始めると、まず気になるのが学費ですよね。『結局いくらかかるの?』『無償化って聞いたけど、本当にタダになるの?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、通信制高校の学費は「授業料」と「それ以外の費用」に分けて考えるのが近道です。授業料には国の就学支援金が使えますが、入学金や教材費、サポート校の費用は別にかかります。
この記事を読むと、通信制高校の学費の内訳、公立と私立の違い、2026年4月からの就学支援金の仕組み、3年間の費用の見積もり方が分かります。
通信制高校の学費は何で決まる?内訳を知っておこう
通信制高校の学費は、ひとつの金額で決まるわけではありません。いくつかの費用の組み合わせで、総額が変わるんです。
| 費用 | どんなお金か | 就学支援金の対象 |
|---|---|---|
| 授業料 | 単位ごと、または月額で払う学びの費用 | 対象 |
| 入学金・入学時の費用 | 入学の時に払う費用 | 対象外 |
| 施設設備費・システム利用料 | 学校の設備やオンライン学習の仕組みの費用 | 対象外 |
| 教科書・教材費 | 履修する科目で変わる | 対象外 |
| スクーリングの交通費・宿泊費 | 本校やキャンパスに通う時の費用 | 対象外 |
| サポート校・通学コースの費用 | 提携施設に通う場合にかかる費用 | 対象外 |

就学支援金は授業料のための制度です。入学金や教材費などは対象外と、文部科学省の新制度の資料に書かれています。
通信制高校の学費を比べる時は、授業料だけでなく「授業料以外の費用」まで足した総額で見るのが大事です。授業料が同じくらいでも、ほかの費用で差がつくことがあります。
入学金はいくらくらい?
「通信制高校の入学金」も、よく調べられているポイントです。入学金の金額や呼び方は学校ごとに違い、「入学金」「入学納入金」「入学時諸費用」などと書かれていることもあります。
名前が違うと比べにくいですよね。そんな時は、呼び方ではなく「入学する時に、授業料とは別に払うお金の合計」で比べてみてください。払う時期と、払い方を選べるかもあわせて見ておくと安心です。
サポート校の費用は別にかかる
『パンフレットの金額と、実際に払う額が違う気がする』という声もよく聞きますよね。実は、サポート校や通学コースを使うと、高校の授業料とは別に費用がかかることがあるんです。
文部科学省の「通信制高等学校情報発信サイト」のよくある質問でも、学校の授業料とは別に、連携する施設が独自に行う活動の費用がかかる場合があると案内されています。どこに、何の費用を払うのかを分けて確かめておきましょう。
公立と私立の通信制高校、学費はどう違う?
通信制高校には、都道府県などが設置する公立と、学校法人などが設置する私立があります。学費の考え方も、この2つで大きく違います。
公立の通信制高校は、就学支援金の上限が1単位336円(月額なら520円)と決められていて、私立とは桁が違います(出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」)。授業料の金額そのものは、住んでいる都道府県の教育委員会や学校の案内で確かめてみてください。
私立の通信制高校は、学び方やサポートの手厚さが学校ごとに違い、その分だけ学費にも幅があります。オンライン中心のコースもあれば、週に何日も通うコースもあります。
| 見るところ | 公立の通信制 | 私立の通信制 |
|---|---|---|
| 設置者 | 都道府県など | 学校法人など |
| 就学支援金の上限 | 1単位336円・年6,240円 | 1単位13,668円・年337,200円 |
| 学び方の幅 | 学校の案内で確認 | オンライン中心から通学型まで学校ごとに違う |
| 授業料以外の費用 | 学校の案内で確認 | 施設費・システム利用料などが学校ごとに違う |
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」(2026年4月施行)
オンライン中心と通学型で費用はどう変わる?
同じ私立の通信制高校でも、どう学ぶかで払うお金の中身が変わります。オンライン中心なら、パソコンや通信環境の費用が気になるところです。
通学型のコースを選ぶと、毎日の交通費や、コースの利用料がかかることがあります。定期券の学割が使えるかどうかも、学校によって違うので聞いておきましょう。
『どっちが安いの?』と思いますよね。実は、学び方ごとにかかる費用の種類が違うので、単純には比べられないんです。自分が選びたい学び方で、年間の費用を出してもらうのが確かです。
安さだけで選ばないほうがいい理由
『できるだけ学費が安いところがいい』と思うのは自然なことです。ただ、学費だけで決めると、通い方やサポートが自分に合わないこともあります。
例えば、自宅でひとりで進めるのが不安な人が、サポートの少ない学校を選ぶと、レポートが止まってしまうことも。逆に、手厚い通学コースが要らない人なら、その分の費用はかけなくてもいいはずです。
学校の選び方は、通信制高校の選び方の記事で7つのポイントに分けて紹介しています。
就学支援金の仕組み|2026年4月からの新制度
ここからは、学費の負担を軽くしてくれる国の就学支援金を見ていきましょう。2026年4月1日から新しい制度になり、所得制限がなくなりました(出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」)。
| 項目 | 新制度の内容(2026年4月施行) |
|---|---|
| 所得制限 | 撤廃(年収にかかわらず支給) |
| 私立の通信制の上限 | 年337,200円(定額授業料なら月28,100円、単位制授業料なら1単位13,668円) |
| 公立の通信制の上限 | 年6,240円(月520円、1単位336円) |
| 対象になる単位数 | 通信制は年間30単位、通算74単位まで |
| 支給期間 | 48月 |
| 対象 | 授業料のみ(入学金・教材費などは対象外) |

単位制の授業料はどう考える?
私立の通信制高校には、1単位ごとに授業料が決まっている学校と、月額で決まっている学校があります。単位制の場合、就学支援金の上限は1単位13,668円で、対象になるのは年間30単位までです。
つまり、見るべきなのは「1単位あたりの授業料」と「1年に何単位を履修するか」の2つなんです。1単位の授業料が上限を超えていれば、その差額が自己負担になります。
例えば、1年目にたくさん単位を取る計画の人は、30単位を超えた分が支援の対象外になることも。履修の計画と学費はセットで相談しておきましょう。
支給期間の48月は通算で数える
就学支援金を受けられるのは48月までです。雨ニモマケズ高等学校の学費ページのように、対象を「高等学校の通算在校期間が48ヶ月以内の生徒」と案内している学校もあります。
ここは転入や編入を考えている方に関わるところです。前の高校に在籍していた期間も数に入るので、残りの期間を学校に確かめておくと安心ですよ。
以前の制度とは何が変わった?
2025年度までの旧制度では、私立の通信制は世帯の年収で支給額が分かれていました。年収590万円未満の世帯で297,000円、590万円以上910万円未満の世帯で118,800円が上限でした。
新制度では、私立の通信制は年収にかかわらず年337,200円が上限です。『うちは対象外だったから』とあきらめていた家庭も、もう一度確かめてみてください。
就学支援金はどうやって受け取る?
就学支援金は、家庭に現金が振り込まれるのではなく、学校が受け取って授業料に充てる仕組みです。毎月の請求がどう計算されるかは、学校の説明会で聞いておくと安心です。
申請の時期や手続きは学校ごとに案内があります。入学が決まったら、案内を見落とさないようにしておきましょう。
通信制高校の学費無償化とは?無償にならない費用もある
「通信制高校の学費無償化」という言葉を見かけることがありますよね。ここは誤解しやすいところなので、ていねいに見ておきます。
無償化と呼ばれているのは、就学支援金で授業料の負担が軽くなる、という意味です。授業料が上限の範囲に収まれば、授業料の負担はなくなります。ただ、授業料が上限を超える学校では、その差額は自己負担です。
- 入学金・入学時の費用
- 施設設備費・システム利用料
- 教科書・教材費
- スクーリングの交通費・宿泊費
- サポート校・通学コースの費用
広域通信制高校も就学支援金の対象?
『全国から入れる広域通信制高校でも、支援金は使えるの?』と気になる方もいますよね。文部科学省のよくある質問では、通信制高校でも条件を満たせば就学支援金の対象になると案内されています。
ポイントは、その学校が学校教育法第一条にもとづく正式な高等学校かどうかです。サポート校だけに通う形では高校に在籍したことにならないので、在籍する通信制高校がどこかを確かめておきましょう。
授業料以外を支える制度もある
授業料以外の費用には、「高校生等奨学給付金」という返さなくてよい給付金があります。対象になる世帯や金額は、住んでいる都道府県の案内で確かめてみてください。
都道府県によっては、私立高校の授業料に独自の補助を上乗せしているところもあります。住んでいる地域の制度は、都道府県のホームページや学校の説明会で確認しておくと安心です。
3年間の学費はどう見積もる?
『3年間でいくらかかるのか、ざっくり知りたい』という方も多いはずです。通信制高校の学費の平均や相場は、学校の形やコースの違いが大きく、ひとつの数字で比べるのが難しいんです。
だからこそ、気になる学校ごとに、次の表を自分で埋めてみるのがおすすめです。
| 費用 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
|---|---|---|---|
| 授業料(就学支援金を引いた後) | |||
| 入学金・入学時の費用 | |||
| 施設設備費・システム利用料 | |||
| 教科書・教材費 | |||
| スクーリングの交通費・宿泊費 | |||
| サポート校・通学コースの費用 |
1年目だけ入学時の費用がかかる学校もあれば、毎年かかる費用がある学校もあります。年ごとに分けて書くと、見落としに気づきやすくなりますよ。
払い方で総額が変わることもある
入学時の費用や施設費は、一括・年払い・月払いなど、払い方を選べる学校もあります。払い方によって、3年間の合計が変わる場合があるんです。
月払いは毎月の負担が小さく見えますが、合計すると一括より多くなることも。払い方ごとの3年間の合計を、資料や説明会で確かめてから選びましょう。
学費の安いランキングや一覧はあてになる?
ネットでは「学費が安い通信制高校ランキング」や学費の一覧を見かけることもあります。ただ、載っている金額が授業料だけなのか、ほかの費用も含むのかで、比べ方が変わってしまうんです。
一覧を見る時は、いつの情報か、どの費用まで入っているかを確かめてみてください。最後は、気になる学校の資料や説明会で、内訳ごとの金額を聞くのが確かです。
学費が高いと感じた時は
学費が思ったより高いと感じたら、その金額が何の費用なのかを分けてみましょう。通学コースやサポート校の費用が大きいなら、そのサポートが自分に必要かを考え直すこともできます。
転入や編入の場合は、前の学校で取った単位や在籍期間によって、払う授業料の単位数や支援金を受けられる残りの期間が変わります。手続きの流れは通信制高校への転入・編入の記事で紹介しています。
学費で後悔しないために確かめておきたいこと
学費のことで「入ってから知った」とならないように、説明会や個別相談で聞いておきたいことをまとめました。
- 授業料は単位ごとか、月額か
- 就学支援金を差し引いた後の毎月の負担
- 入学金や施設費など、授業料以外の費用と払う時期
- 2年目以降にかかる費用
- スクーリングの場所と、交通費・宿泊費の目安
- サポート校や通学コースの利用が前提かどうか
- 支払い方法(一括・年払い・月払い)の選び方
学費でありがちなのは、授業料以外の費用を見落とすことや、払い方で総額が変わるのに気づかないことです。どれも、表を埋めながら質問すれば防げることなんです。
家族で話し合う時も、表に書き出した金額があると話が進めやすくなります。『お金のことを親に言い出しにくい』という方は、資料を見せるところから始めてみてください。
具体例として雨ニモマケズ高等学校の場合
ここまでの見方を、具体例として雨ニモマケズ高等学校に当てはめてみます。2027年4月1日開校予定の私立の広域通信制高校で、内容は2026年10月時点の公式サイトの記載です。
| 費用 | 雨ニモマケズ高等学校の場合 |
|---|---|
| 学費(授業料) | 月額50,000円。就学支援金28,100円を差し引くと実質21,900円から |
| 入学納入金 | 年払い60,000円、月払い5,000円から選べる。一括払いは公式ページ内で表記が異なるため説明会・資料で確認 |
| 教科書代 | 年10,000〜20,000円程度(履修科目で変わる) |
| 日本スポーツ振興センター掛金 | 年250円 |
| ノートパソコン | 持っていない人のみ実費 |
| 検定料 | 10,000円 |
公式サイトでは、都道府県の補助金も含めると、日本に住んでいる場合の学費の負担は世帯の状況により0円(広島の一部の方のみ)から最大21,900円と案内されています。就学支援金の申請は、4月に入学したあとで保護者に案内があり、学校が手続きをサポートすると書かれています。
学費の詳しい中身は雨ニモマケズ高等学校の学費の記事、学校全体の特徴は雨ニモマケズ高等学校とは?の記事で紹介しています。
学費を確かめる比べる材料として、まずは学校案内パンフレットを取り寄せて、表を埋めてみるのも一つの方法です。
雨ニモマケズ高等学校
まずは資料請求で、学び方と学費を家族で確かめる
通信制高校は、学び方・通い方・学費の組み合わせで合う合わないが決まります。雨ニモマケズ高等学校は2027年4月開校予定の広域通信制高校で、学校案内パンフレットを無料で取り寄せられます。説明会や個別相談(LINEでも可)で、学び方や手続きを詳しく聞くこともできます。
無料資料請求雨ニモマケズ高等学校の資料請求を見てみる(雨ニモマケズ高等学校の公式サイトに移動します)
よくある質問
通信制高校の学費は無償化されていますか?
2026年4月から就学支援金の所得制限がなくなり、私立の通信制では年337,200円まで授業料が支援されます。ただ、対象は授業料だけで、入学金や教材費、サポート校の費用などは自己負担です。
公立と私立の通信制高校では学費がどのくらい違いますか?
就学支援金の上限は、公立の通信制が1単位336円、私立の通信制が1単位13,668円と大きく違います。私立は学校やコースで学費に幅があるため、気になる学校の資料で内訳を確かめてみてください。
就学支援金は家庭に振り込まれますか?
就学支援金は学校が受け取って授業料に充てる仕組みです。申請の時期や方法は学校から案内があります。
通信制高校の3年間の学費はいくらですか?
授業料・入学時の費用・施設費・教材費・スクーリング費用・サポート校費用の組み合わせで変わるため、ひとつの金額では言えません。学校ごとに費用を年別の表に書き出して比べるのがおすすめです。
入学金にも就学支援金は使えますか?
使えません。就学支援金は授業料のみが対象です。授業料以外の費用には、高校生等奨学給付金という返さなくてよい給付金があり、対象になる世帯は都道府県の案内で確かめられます。
まとめ
- 通信制高校の学費は、授業料と授業料以外の費用に分けて考える
- 2026年4月から就学支援金の所得制限が撤廃。私立の通信制は年337,200円が上限
- 就学支援金は授業料のみが対象で、入学金・教材費・サポート校費用は対象外
- 学費の平均やランキングより、学校ごとに年別の表を埋めて総額で比べる
- 支払い方法や2年目以降の費用まで説明会で確かめておく





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